あきこ 内職見つける

何日か前、あきちゃんが何やら下関のチラシを見ていて

夕ご飯を作っていたわたしに

あらっ恭子ちゃん、内職があるよーーって

へぇ、どんなの?って聞いたら

うーん、なんだろね〜ワイヤーハーネスって書いてあるけど、車の部品だって!!

ふーん、と私の頭の中は、車の部品??軍手に、油まみれのイメージが…

どんな感じやろう、組み立て好きだけど、できるかなぁ、いや、無しかなって思ってたら、

あーーもしもし??チラシを見てお電話しましたぁーって

え???もうー電話してるやーーん

はやい、いつもながら、あきこ、ほんとにはやい

考えるよりも、行動!!

ほんとに感心します

まずは、会社に来てくださいとのこと

そんなこんなで、昨日は、ふるさとのオンラインレッスンのあと、その会社へと行ってまいりました

どんなんだろうねーと、ちょっとネットで調べてみたら、結構YouTubeにあって

何か長いものに、プラスチックのものを、カチャってはめていってる

うんうん、へぇ、これならできそうねって

ただ、一本80銭…って、100本でーー80円かーー

1分で、何本できるかな〜10本出来たとして、60分でーー600本かぁ…

納期は、何本で、どれくらいの日数なのかしら??って

そしたら、1日何時間くらいかなぁって

計算機で、フムフムと考えながらも

昔、子供たちが小さい頃に一緒にしていた内職を思い出しながら

わくわくドキドキの今日を迎えたのであります

会社へ着くと

前の方が、ちょうどお話終わったところで…おふたりで、来られていて、なんか私達みたいにふんわりの似てる感じ

少し安心するも、説明しますねーと、シャキシャキされたお姉さんが

まず、こちらを見学してくださいと、目の前の作業服来てお仕事されてるのを見ましたところ

スケッチするときの、あれ〜なんだっけ

あっ、イーゼルか

立ってされていてね

イーゼルよりも大きい、ななめの台の上に、たくさん大きなピンが刺さってあって、みなさん、その中に、組み立てるものを置きながら、何か作り上げてる

もちろん、そう、軍手でございます…

お姉さんが、まず、この台をご自宅に運びますけれど、入りますか?って聞かれて

はい、そうですね、入るのは大丈夫、入りますと…答えたものの

踊るスペースは、作業台となるなぁ…いや、その前にYouTubeのやつは、すごく手軽だったけれどー違うなぁーなんて思いながらも

では、こちらへと通されて事務所の中へ

それぞれ、私達は名前を書きながら、自宅の地図を書いてと…地図大好きな私は、るんるんして、地図書いてまして

真似してあきちゃんも地図書いてと…

お姉さんも不思議そうだったので

あーお友達なんですけど、同じマンションなんですよー!っていつものネタのような話を

フラ色出さずに、話しながら…

お姉さんも、とっても気さくで話しやすくて、すぐに友達に慣れそうな気がする感じで

気づけば、サクサクと話が進んでおりました

毎日か、2日に一度くらいで、できた分を回収しに行きますから…とか

お二人は、違うものを作ってもらうのでもいいですか??とか

では、今度、実際にやってもらう日を決めさせてくださいねとか、

もうひとつ工場があって、今度は、お二人は、別々になります

などなどーーー

あれよあれよと…

恭子は、そうはいっても、なんか組み立て、新しく楽しそうだなと、ちょっとエンジンかかりかけてー笑

あきちゃんは、別々に???って、ギョギョっ不安気になりながら…笑

亜希子の心は…わー、あの作業台を家に置くのかぁ…どーしよー、置きたくない…そうだ4階に置いて作業するのはどうだろう??と密かに思ってり

あと、一抹の不安は果たして出来るだろうか??実は話してないのですが、私はネジを回したりが出来なくて、握力が弱いかったり、きちんと閉めたりが出来ないのです。

面接のお姉さんに話そうかなぁと、私に出来ますかねと話してみたら、絶対に出来ますよと、前から友達のように話しかけてくるし…面接というよりも、スーパーでのママ友会話。恭子ちゃんと私との関係性もなんか不思議そうに見てるし…だけど、えらく私達を好いてくれていて、なんだか色々融通がききそうだなぁと

私が持っていた、カゴのバッグかわいいねとかも言われたりして、まだ、仕事内容がしっかりと出来てないうちから、どんどんお姉さんの頭の中には私達2人にしてもらいたいことが満載のようでした…

一体私たちのどこに、そんな要素を見出してくれたんだろう????

私は不思議なのと、実際に出来るんだろうか??明日は実際に別々のことをしてもらうって、確か言ってたよな???私はひとりで、その場所さえ辿りづけるのだろいたか??

しかも、なぜか、隣で恭子ちゃんは、最初、私が勝手に電話で話を進めた時は、引き気味の、やる気無しで、仕方ないっていうエネルギー万歳だったのに、急に工場の現場の人の動きを見たら、俄然やる気満載で、面接のお姉さんと生き生きキラキラしながら、楽しそうっ。

まぁーそれで、良かったけど、さすが恭子ちゃん。組み立て作業好きとは思ってだけど、手作りものも、大好きだし、だけど、こんな自動車の部品とかも、好きなのかなぁと思ったら、本当に尊敬しますわ。亜希子の心の声でした。

そういえば、私達下関にいない日がちょいちょいあったりするねと…大丈夫なのかなぁ、そんなんでも…まず、それを言わなければーーとなって…

続く…