ママにやっと逢えた。
といっても、オンライン上の画面越しだけど…
院長先生が面会の前に、お母さんずいぶん痩せてしまったから、びっくりしないでね…と一言。
わたしも娘も、ある程度予想して覚悟してあったから…
娘は、ばあちゃんきれいやった…と、すかさず一言。
うん、わたしも想像していたよりも、きれいで可愛かった…
そして、目がきれいだった。そして、声がしっかりしてて、頭もしっかりしていた…
もう、寝たきりになってしまってて、
口周りが怖くなってたかけど、髪の毛もしっかり生えてて、
一生懸命生きてるママの姿に…
涙しか出なかったな…
そして、ありがとうしかいえなかった…
ほんとは、産んでくれてありがとうって伝えたかったけど、照れて言えなかった…
隣で娘は、大きな声で画面越しにばあちゃん大好きだよーって何回も何回も伝えてた…
隣でわたしは、ありがとう、ママありがとうって泣きながら叫んでた。
心の中では、産んでくれてありがとうって、喉のところまで想いがあるのに、それがことばにはならなかった…この後に及んで照れてしまってた…
人前をいつもは気にしないのに、こんな時に気にしてしまってた…
あーほんと、バカだなぁ…。
ママは、照れて、もう帰りと、大丈夫と言ってた。
そして、大きな声で、あきこって、かなこって何回も言ってくれた。
ママの一生懸命生きてる姿、ばあちゃんの最後の姿に似ていた…
もうすぐお別れがやってくる。
去年のコロナになって、病院が面会が出来なくなってから、徐々にママの容態は変化してしまった…
ママは敏感に世の中と察知していて、去年から歩けなくなり、その頃からわたしは、ママが光になる準備をしてくれてるんだなって感じました…
突然に光になるのではなく、わたしの心の準備を待ってくれてるかのように…
去年の暮れにママの妹さんも光になって、おじいちゃんとおばあちゃんの眠るお墓に、入りました。
ママも、もうすぐ、家族に逢いに戻る時みたいです。
わたしは、さみしいけど、ママの分まで、一生懸命生きていこうと!
時折り泣いたり、情緒不安定だけど、しっかり、恭子ちゃんや、周りの友達や家族の人と繋がってるからとっても、安心して、不安定な部分を出せています。
読んでくれているみなさんも、不安や恐れや、何かしらの鬱陶しさのあるこの頃ですが、ひとりで抱え込まないで、優しい、あったかい人と繋がって、自分を抱きしめてあげてくださいね。
わたしもいっぱい泣いて、自分自身を抱きしめてあげます。
美味しいものたべて、美味しいフルーツ食べて美味しいおやつ食べて、いっぱい笑って、温泉入って、今韓ドラにときめいてるのできゅんきゅんしながら最高の時を過ごしています。
そして、最後の時にこれまでは、何を食べるかずっと考えていたのですが…今回の事で気付きました。
わたしは、最後の時、会話がしたいと…
ご飯とかも大切だけど、
人の目をしっかりとみて、そして、話したいなぁと、どんな時をその人と過ごしたか…
こんな事があったね、あなたは、こんな人だったねとか、心と、心があったかくなるような会話がしたいなぁと…
もしくは、会話出来なくても、感じあえることが出来たらなぁって…
ふとそんな風に、思いました。
照れずに、真っ直ぐに、素直に…